資格

ここで言う「資格」は、一般論としての意味”ある事をする場合の、その人が置かれている立場や地位(大辞林、1988年第1刷)”ではなく、認定機関や国等が定めた”一定の事を行うために必要とされる条件や能力(同上)”であって、「資格試験」の合格をもって「免許」が受けられる「資格」のことです。(ちょっとまわりくどい、、^^;)


この「資格」なかで最近”再試験”や”更新制”が取りざたされ、具体的な案が出て来ているのが、みなさん御存じのように、教員免許と一級建築士免許です(医師免許についてはどうなってるんだろ??)。運転免許なんてのは”更新制”で、更新の度に警察周辺にお金が落ちるようになっていますし、その他の”更新”が必要な免許も更新にはなにがしかのおぜぜが必要とされます。世の中、本当にいろいろな法律に基づく”法人”がありますもんねえ。


学校の先生の”指導力”て具体的には何をさすのでしょう?更新制の採用で”指導力”向上するのでしょうか?でも良く判らないなあ、、”指導力”の定義付け無しにこの問題が論じられているような気がして。。。建築士免許も同じですよね(これにはアメリカ−中国の建築士免許が事実上の”国際資格”にされつつある、なんてことも絡んでるのかもしれません、、国土交通省はあねはさんをスケープゴートにしてうまくアメリカ型の資格にしてしまいたいのかな?)


法律が定められている限りライセンスは特定の仕事の必要(十分)条件なのですが、パフォーマンスを考えると必ずしも充分では無いのは周知の通り。必ずしもライセンスが求められない仕事であっても、ライセンスは雇用側の安心料と言う事になるのでしょうか。試験問題の作成に、必ずしもその”資格”を有していない官僚さん達が関わっているとしてもね。資格って言うのはなかなか難しい存在だなあ、実務上も心理的にも、、というのが今の実感です。嬉々として資格試験に勤しめないのがつらいなあ。。。