富山

今日は午後から富山でした。
京都からサンダーバードで3時間なので、
そんなに遠いッてほどでもないけど、
けっして近くはないですね。


旅のお供は文庫本ということで、
本屋に平積みされているもののなかから2冊をチョイス。

THE WINDS OF GOD―零のかなたへ (角川文庫)

THE WINDS OF GOD―零のかなたへ (角川文庫)

プリズムの夏 (集英社文庫)

プリズムの夏 (集英社文庫)


前者は、
あまり上手ではない、感じなのですが、
後半になって一気に畳み掛けてきます。
泣けます。
パワーを感じます。
職業軍人の孫だからと言うわけではないのでしょうけれど、
戦争体験等はこれっぽっちもないのだけれど、
胸に迫るものがあります。
舞台を見てみたいものです。


後者は、
文章と言わず、構成と言わず、上手です。
多少線の細い感じはあるものの、
感性として共感できるリズムがあり、
すんなり入っていく事が出来ました。
厚みがあります。
単なる成長ストーリーやひと夏の出来事チックな物語にはおさまらない厚み。
ラストは少し甘いかな?とは思いましたが、
でも、どきどきしたり、ほっとしたり、うるッとしたり。


久しぶりに気持ちの良い読書が出来ました。
突然の出張に感謝!