富山
今日は午後から富山でした。
京都からサンダーバードで3時間なので、
そんなに遠いッてほどでもないけど、
けっして近くはないですね。
旅のお供は文庫本ということで、
本屋に平積みされているもののなかから2冊をチョイス。
THE WINDS OF GOD―零のかなたへ (角川文庫)
- 作者: 今井雅之
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2001/04/01
- メディア: 文庫
- 購入: 2人 クリック: 15回
- この商品を含むブログ (15件) を見る
- 作者: 関口尚
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2005/07/20
- メディア: 文庫
- クリック: 33回
- この商品を含むブログ (48件) を見る
前者は、
あまり上手ではない、感じなのですが、
後半になって一気に畳み掛けてきます。
泣けます。
パワーを感じます。
職業軍人の孫だからと言うわけではないのでしょうけれど、
戦争体験等はこれっぽっちもないのだけれど、
胸に迫るものがあります。
舞台を見てみたいものです。
後者は、
文章と言わず、構成と言わず、上手です。
多少線の細い感じはあるものの、
感性として共感できるリズムがあり、
すんなり入っていく事が出来ました。
厚みがあります。
単なる成長ストーリーやひと夏の出来事チックな物語にはおさまらない厚み。
ラストは少し甘いかな?とは思いましたが、
でも、どきどきしたり、ほっとしたり、うるッとしたり。
久しぶりに気持ちの良い読書が出来ました。
突然の出張に感謝!