電食

ストレーキの固定をタッピングビスからブラインドリベットに変えたのは、振動による緩み→脱落(特にビスの)を嫌ったためなんです。ただ、今回使用したブラインドリベットはアルミ−鉄のものなので、簡単に電食が発生しうるというのが新たな悩みなんです。


鉄製のビスの場合、腐食が発生しても表面から酸化鉄が盛り上がってくるでしょうから、ある意味少し錆が発生するぐらいであれば、かえって緩み難くなるのかもしれません。ステンレス製だと、場合によっては孔食が発生して、いきなりポキッテ折れてしまうかもしれませんけど、、、ステンレスの孔食って結構厄介なんですよね。


では、アルミ−鉄のブラインドリベットではどうでしょう。初めに腐食するのはアルミ部分、、早い段階でうまく・きれいに鉄芯が抜けてくれれば、食の進行は緩やかになり、固定力もそこそこ維持されるのでしょうが、、、たいていは最期まで行くんでしょうねえ。。。これはいけません。


通常の錆び止め亜鉛塗料ではやはりアルミが犠牲電極になってしまうので、とりあえずシーラ−か耐チップ性のあるペイントで防水処理をする必要がありそうですね。