整備不良

ソクラテスは、自ら毒盃に口を付けたという。
だけどそれは、彼が”市民”だったから。
数少ない、決まりを作る責任と権限のある人だったから、だという。


かつての某国では、スカートの丈が、5mm長かったら、「校則違反」だった。
果して、彼女達に校則を決める権限があったのか?
現在の某国では、タイヤが数ミリはみ出ていただけで、「整備不良」だという。
匿名の行政官が、恣意的な解釈をたてに、サディスティックでヒステリックな権限を振り回す。


得体の知れない力が、個人を押しつぶす。
民主国家、法治国家の仮面を被った我が国は、どこに流れ着くのか。
「日米同盟の正体 迷走する安全保障」
一時が万事そう言うことでっか?


自ら考え、行動するためには、すべてを考え、すべてをやり尽くすのが基本。
とはいえ、現実には物理的な制約があるので、手段として”効率的”に動こうとするだけの話。
基本をおろそかにして目的と手段を履き違えると、、、
いわゆる状況の奴隷となり、ひたすら状況に搾取され続けるのでしょう。


ドン・キホーテを笑えない。
自らの尊厳を我が手に取り戻す。
あらゆる手を使って戦い抜く。
生き抜く。


今日の最高速:34.3km/h、平均速度:21.6km/h(ATモード)