タイヤインプレッション

traviqのタイヤをDunlop Veuro VE301に換えて、もう1000km以上になったので、ここら辺でタイヤインプレッションです。


法定速度+α位までは、非常に静かで、乗り心地も良いです。
わだちの影響も受けにくいです。
ケース剛性あるいはトレッド剛性は若干低い感じですが、急な転舵にも思いのほかレスポンスします。(若干の遅れは感じられますが)
トレッドのグリップも、案外しっかりしてます。
ただし、高速道路のランプウェイなんかの、一定のアールで大きく回り込む様な場面になると、神経質な顔を覗かせます。グリップ力に対してケース剛性あるいはトレッド剛性が低いことが影響しているのかも知れません。
法定速度をかなり超えるぐらいから最高速付近になると、上記ランプウェイでの特性がより鮮明に感じられます。
進路変更程度の横Gであればそれほどの捩れを感じる事も無く、比較的安定しているのですが、大きく回り込むカーブでは、コーナへの入り際の当て舵をしっかり意識する必要があります。一旦、安定した横Gがかかると、それなりに安定するようです。
タイヤ自体のユニフォーミティーは良好のようで、速度を上げても縦振動は感じられません。


前に装着していたP6000は、非常に乗り味が堅く、内装が早く緩みそうな感じだったのですが、それに対して今回のVeuroは、タイや自体がとても柔らかく、車が長もちしそうな感じです。
でも、自動車の操縦性と言う観点から考えると、P6000のほうが好ましいのかも知れません。

  • グリップよりもタイヤ剛性(ケース剛性あるいはトレッド剛性)が勝っているためか、速度を上げても操縦性が素直である。
  • 路面の状態が、ハンドルを通じてふんだんに伝わってくる。
  • 横Gをかけてもなかなか鳴き出さない=タイヤへの負荷が音で解る。(P6000はすぐ鳴きます)

法定速度内での快適性とより高い速度域での安定感とはトレードオフの関係にあるのかも知れません。


この車にいつまで乗るかは判らないけど、次はもう少し”しっかり”したタイヤにしようかな?